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2022’05.18・Wed

「閉鎖病棟」/帚木蓬生

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山本周五郎賞を受賞した「閉鎖病棟」を読みました。
色々と考えさせられる、とても良い作品でした。


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Genre小説・文学 Theme読んだ本の感想等

2022’05.15・Sun

SKETCHES OF SPAIN

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マイルスのアルバムで、2番目に購入したのがこの「SKETCHES OF SPAIN」です。
ギル・エヴァンスとマイルスとで挑んだ大作で、ギルとオーケストラのメンバーはリハーサルとレコーディング合わせて15回スタジオに足を運んだそうです。
マイルスは9回、というのも最初の6回はすっぽかしたとか・・・
ちなみにレコーディンクはスタジオ・ライブで行われました。

1曲目の「Concierto de Aranjuez」がとにかく素晴らしいです。
ホアキン・ロドリーゴがギターとオーケストラのための協奏曲として書いた「アランフェス交響曲」の第2楽章、「アダージョ」の部分をジャズに編曲したものです。







有名な曲なので聴いたことがあると思います。
曲の雰囲気によってミュート・トランペットとフルーゲルホーンを使い分けるというアレンジも素敵過ぎです。

2曲目の「Will O' The Wisp」は、マニュエル・デファリアの舞踏組曲、「恋は魔術師」の「鬼火の歌」をギルがアレンジしたものです。

残り3曲はギルが作曲したものですけど、こちらもスパニッシュなファンファーレ、フラメンコのフォームを取り入れた素晴らしい曲です。
レコード盤も所有していますが、そのうちBlue-spec盤も入手したいですね。


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2022’05.14・Sat

COMPLETE LIVE AT PLUGGED NICKEL

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アコースティック時代の凄まじいライブはこの「COMPLETE LIVE AT PLUGGED NICKEL」です。
1965年12月21日から23日にシカゴのプラグド・ニッケルで行われたライブの完全版ですが、21日のライブは録音機に問題があってまともに録音されておらず、実際に発売されたのは22日と23日のものです。

私が所有しているのはアンコールプレス盤で、確か1994年に発売されたものだったと思います。
BOSTONの「WALK ON」と同じ発売日でしたがBOSTONの方が延期になって残念に思った記憶が・・・
7枚組で、テオ・マセロが編集したテープをマスターにしています。
金のプレートにシリアルナンバーが打たれています。
ゴールドディスク仕様なのですけど、ただ金色に塗っているだけという噂もあります。

この7枚組はコンプリートと謳っていますが、編集されているので残念ながらライブの模様を全て収録されているわけではありません。
1995年にアメリカで発売された8枚組の方が本当の完全版のようですけれど、7枚組と比べると音質があまりよくないとの情報があります。

実際にライブの凄さを理解できたのは、結構最近になってからです。
いきなりこのライブを聴いてもナニガナニヤラなので、黄金のクインテットと呼ばれた時期のライブ、特に1994年と1997年のものを聴いて内容を理解してから聴くのが良いです。

ディスク1から3までが22日のライブですけど、マイルスのトランペットに迫力がありません。
どうやら唇を切っていたらしく、ミストーンも多いしトリルも弱々しいです。
更にこの日は野次がうるさく、特に左側で聴こえるおっさんが鬱陶しいことこの上ない。
2ndステージとなるディスク2の3曲目「When I Fall In Love」で、ロン・カーターのベース・ソロのときに大声を張り上げて邪魔をします。
解説によると、歴代のベーシストの名前を挙げているとか。

3rdステージとなるディスク3は全体的にゆったりとしていて、マイルスの調子も大分良くなってきています。
面白いのは1stステージとなるディスク1の4曲目、「I Fall In Love Too Easily」。
ドラムのトニー・ウイリアムスが曲のテンポを上げようと煽りまくるのですけど、ピアノのハービー・ハンコック、ベースのロン・カーターが無視してゆったりとしたペースを保っているところが面白い、と同時にリズムを壊さないのが凄いと思いました。

ディスク4から7は23日のライブでマイルスの調子も良く、この日の演奏は前日と比べてとんでもなく凄まじいです。
速い曲はひたすら速く、バラードなどはしっとり甘くと、このクインテットの神髄を味わえます。

特に凄いのは2ndセットとなるディスク5の「So What」。







ライブ版「So What」の中で一番凄い演奏です。
KIND OF BLUE」の原曲と比べてみると面白いです。

アメリカ盤8枚組も機会があれば購入したいですが、それよりも21日のライブが聴きたいです。
海賊盤でひょろっと出てこないかな・・・


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Genre音楽 ThemeJAZZ

2022’05.13・Fri

1969 MILES

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マイルスのライブアルバムの中で一番好きなのが、この「1969 MILES」です。
1969年7月25日、フランスで行われたアンティーヴ・ジャズ祭のライブですが、発売されたのは1993年とマイルスが亡くなった後。

それまでお蔵入りだったのが不思議なぐらいとんでもないパフォーマンスで、当時結成されていたメンバーのことをファンの間ではロスト・クインテットと呼んでいます。
マイルスを筆頭に、ウェイン・ショーター(ts)、チック・コリア(ep)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・デジョネット(ds)という物凄いメンバーだったのですけど、公式のアルバムでは一切発表されていなかったのがロスト・クインテットと呼ばれる所以です。

また、1968年録音の「MILES IN THE SKY」というアルバムからエレクトリック・ギターが導入され、この頃から長期休息に入る1975年までをエレクトリック・マイルスと呼ばれています。
このアルバムではギターは参加していませんが、チック・コリアがエレクトリック・ピアノを弾いています。
もう少し先のライブで、デイヴ・ホランドがエレクトリック・ベースを弾くようになります。

当時予約して買いましたが、このアルバムは一聴しただけで理解出来ました。
まずは1曲目、「Directions」です。







激しすぎてナニガナニヤラですが、超絶に痺れます。
ブンブンうねるウッド・ベースが凄まじいですね。
更にチック・コリアのフェンダー・ローズの響きが最高。

続いて4曲目、「Round About Midnight」です。







キメのフレーズから驀進します。
前回の「'ROUND ABOUT MIDNIGHT」と聴き比べると面白いです。

全7曲をノンストップのメドレーで突き進む、あっという間の至福な64分であります。


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Genre音楽 ThemeJAZZ

2022’05.12・Thu

'ROUND ABOUT MIDNIGHT

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CBS移籍第一弾のアルバム、「'ROUND ABOUT MIDNIGHT」です。
1955年にCBSと契約を結んだマイルスは、オリジナル・クインテットを結成します。
レコーディングは同年10月27日、1956年6月5日と9月10日の計3回で、プレスティッジとの契約が終わった1957年にようやく発売となりました。

1曲目はセロニアス・モンク作曲の「'Round Midnight」です。







ミュート・トランペットによる渋いイントロからキメのフレーズがカッコ良すぎの超名演です。
アレンジはギル・エヴァンスで、1947年頃からずっとマイルスのアルバムに関わっています。

2曲目「Ah-Leu-Cha」はチャーリー・パーカーのオリジナル・リフ曲です。
このクインテットで初めてレコーディングした曲のせいか、ジョン・コルトレーンのテナーが少したどたどしいのですけど、個人的にはブヒバヒ吹かれるよりはこれぐらいの間やフレージングの方が好きです。

3曲目「All Of You」、4曲目「Bye Bye Blackbird」は、溜息級の名演です。
「Bye Bye~」の、レッド・ガーランドによるブロック・コードのイントロが美しい。

5曲目「Tadd's Delight」はタッド・ダメロン作曲の軽快な曲です。
凄く良い演奏ですけど、コルトレーンによるテナーのソロの終わり方が微妙で残念。

ラストは「Dear Old Stockholm」で、スウェーデン民謡をスタン・ゲッツがジャズ風にアレンジしてヒットした曲です。
これまた渋い曲でカッコ良いのですが、ベース・ソロが少し長いのが気になります。

というわけで全曲聴き応えがあり、JAZZ初心者の方でも楽しめる作品だと思います。


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Genre音楽 ThemeJAZZ

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